
リヤド:アラブ首長国連邦はガザ地区に野戦病院を設立するとエミレーツ通信社が伝えた。
この動きは、アラブ首長国連邦大統領であるシェイク・ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン殿下が命じた「ギャラント・ナイト3」人道作戦の一環である。
11月6日、5機の貨物機が、150床の施設に必要な機材や物資を積んで同国の首都アブダビを出発し、エジプト北部のアリーシに向かった。
この野戦病院には、一般外科、整形外科、小児科、婦人科のほか、麻酔科、集中治療室が設置される。
同病院は小児から成人まで対応し、内科、歯科、精神科、家庭医学クリニックも併設する。
アラブ首長国連邦はこのほど、ガザ地区から約1000人のパレスチナ人の子どもとその家族を自国の病院で治療する計画を発表した。
これまでのところ、イスラエルとハマスの戦争によりガザ地区で死亡した10,022人のうち、4,104人が子どもである。