
イスラエル:エルサレム近郊の検問所で16日、3人の武装集団による襲撃事件が発生し、複数人が負傷。その後、襲撃者らは「無力化」されたと、イスラエル警察が発表した。
救急医療隊のマゲン・デイビット・アドム氏は声明で、重傷者1人を含む4人が銃撃で負傷し、他にも2人が軽傷を負ったことを明かした。
警察によると、負傷者はいずれも治安部隊に所属していた。
襲撃事件が発生したのは、占領下のヨルダン川西岸地区とエルサレムを結ぶ道路トンネルへの検問所で、イスラエルとガザを拠点とする過激派組織ハマスとの戦争が始まってからは41日目だった。
イスラエル政府は、10月7日の襲撃事件で1,200人(主に民間人)が殺害されたことへの報復として、ハマスを壊滅させると宣言。
ハマスはさらに、幼い子どもや高齢者を含む約240人を人質として誘拐したと、イスラエル当局は発表している。
ハマスがガザ地区で運営している保健省は、軍事攻撃による死者は現在、11,500人を突破し、その中には数千人の子供が含まれているとしている。
AFP