ラマッラー: 金曜日の早い時間にヨルダン川西岸地区占領地ジェニン中心部へのイスラエルによるドローン攻撃で、パレスチナ人3人が死亡したとパレスチナ救急サービスの代表が語った。
イスラエル軍部は空爆を行ったことを認め、ジェニンでの戦闘中に少なくとも5人の過激派を殺害したと話した。ガザ地区におけるイスラエルのハマスに対する戦争を背景に緊張が高まるなか、ジェニンは、最近、繰り返し武力衝突の中心となっている。
ガザ地区外で活動するイスラム主義運動ハマスによる10月7日のイスラエルへの攻撃以来、ヨルダン川西岸地区で少なくとも200人のパレスチナ人が殺害されている。
「イスラエル治安部隊を砲撃した武装テロリストグループは、国防軍の航空機により攻撃された。イスラエル治安部隊に対し発砲し爆発装置を投げつけた他のテロリストも制圧された」とイスラエル軍部は語った。
ハマスとより少人数の過激派集団であるイスラム聖戦は、ジェニンの街路で数時間にわたってイスラエル治安部隊と交戦し、猛攻撃を行い、爆発物で待ち伏せしたと話した。
過激派は、その後、車両と救急車でジェニンのイブン・スィーナー病院へ向かって逃走し、軍の部隊が車両の一台を病院への入り口で止めたとイスラエル軍部は話した。
イスラエル軍部は、軍が病院で車を捜索し、M-16ライフルと弾丸を発見したビデオ映像を公開した。
パレスチナ保健省当局は、病院勤務者の一部が病院から出ていくよう命令されたと言い、病院勤務者が両手を上げて病院の建物から歩いて出ていくところを写した証拠のビデオを見せた。
これとはべつに、ヨルダン川西岸地区ヘブロン付近で車から発砲してきた過激派2人をイスラエル兵が射殺したとイスラエル軍部は話した。
ロイター