
ベイルート:シリアの国営メディアは、日曜日に政府専用機が撃墜されたことを否定し、シリア北西部のイドリブ県サラキブの上空でシリア軍がトルコの無人機を撃墜したと伝えた。
トルコ国営のアナドル通信社は日曜日に、シリアの政府専用機がイドリブ県で撃墜されたと伝えていた。
トルコは、ロシアが支援するシリア政府軍に対するイドリブでの軍事作戦を「成功裏」に続けていると付け加えたが、ロシアとの衝突は望んでいないと断言した。
「イドリブで2月27日に許し難い攻撃を受けて以降、『春の盾』作戦は成功裏に続けられている」とトルコのフルシ・アカル国防相が述べたことを国営通信社アナドルが伝えた。
「我々はロシアとの衝突は望んでおらず、そのつもりもない」と同国防相は付け加えた。
トルコ軍はここ何週間かイドリブで、シリア政府軍をターゲットとする攻撃を仕掛けている。2月には、イドリブでの空爆を含むシリア政府軍の攻撃により、総数55名のトルコ軍兵士が殺害された。
トルコ政府の空爆は、トルコが支援する反乱軍にとっての最後の砦であるイドリブ県を掌握するための、重要な攻撃の一環だ。
ロイター通信