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東京：元警視庁捜査一課の佐藤誠氏が金曜日、内閣官房副長官夫人の前夫の不審死に関する情報を明らかにした。

2006年、安田種雄さんは頭上から喉元に向かって切られた状態で発見されたが、覚醒剤が検出され、自殺と判断された。

安田さんの当時の妻は現在、岸田文雄首相の側近である木原誠治官房副長官の妻だ。

以前、ホステスとして働いていた妻は、夫を殺害したことを告白していたという。数年後、木原氏に出会い再婚、子どもをもうけた。

捜査は事件発生から12年後の2018年に再開され、佐藤氏は取調官として再捜査に携わったが、同年5月に捜査が突然中断された。

この事件を担当した佐藤氏は記者会見で、「自殺ではなく殺人事件だ」と語った。佐藤氏は、若い警察官に対し、外部からの圧力を受けることなく捜査を続けるべきだと伝えるために声を上げていると話した。

木原氏は岸田政権の重要人物。彼の妻は現段階で、彼女に向けられた告発について無罪とされている。

一連の暴露は週刊文春が報じていた。木原氏は名誉毀損で文藝春秋社を刑事告発する意向を示している。