
ナジャフ、イラク:12月28日、イランのアリー・ハメネイ最高指導者はイランの主張ではイスラエルの空爆によりシリアで死亡したサイエド・ラジ・ムサビ革命防衛隊上級顧問の葬儀で祈祷を先導した。
国営テレビによると、ハメネイ師は「この殉教者の不断の闘い」に敬意を表し、「彼が神の庇護の下にあるように求めた」
遺体はテヘランに戻る前に、シリアからイスラム教シーア派の聖地であるイラクのナジャフに運ばれた。
25日、イスラエル軍の報道官はムサビ氏の死について具体的コメントを出すことを拒んだが、国を守るためには軍はいかなる行動にも出ると述べた。
10月7日にイスラエルとパレスチナ武装組織ハマスの間で戦争が勃発して以来、イランの支援を受ける諸勢力はイスラエルに対して攻撃を仕掛けており、一方イラクの民兵組織など他の勢力はアメリカの国益を脅かしている。
イスラエルはシリアのイラン関連だとする標的に対する攻撃を長年続けている。シリアでは、2011年に始まった内戦でイランがバッシャール・アル・アサド大統領を支援したことで、イランの影響力が強まっている。
ロイター