
アル・ムッカラー:イエメンのフーシ派は月曜日、紅海でアメリカ船と思われるスターアイリス号に2発のミサイルを撃ち込み、4日間の小康状態を経て、重要な通商航路の船舶への攻撃を再開したと主張した。
フーシ派のヤヤ・サレア軍事報道官は、紅海のアメリカ船に向けて海軍部隊が「多数の」対艦ミサイルを発射したと述べ、彼らの行動はパレスチナ人支援であると同時に、彼らの支配下にあるイエメン領土に対するアメリカとイギリスの爆撃への報復であると付け加えた。
英国海事通商局は、イエメンのモカ・タウンから南へ40海里の地点で、2発のミサイルが船舶に打ち込まれ、軽微な損傷を与えた事件に関して、月曜日の朝に報告を受けたとした。「船舶と乗組員は無事である。船舶は次の寄港地に向かっている」
英国の海洋警備会社Ambreyは、バブ・エル・マンデブ海峡を通過中にフーシ派のミサイルを2回受けたマーシャル諸島船籍のギリシャ所有のばら積み貨物船であると特定した。
フーシ派は標的となった船はアメリカ船だと主張しているが、船の位置や動きに関する最新情報を提供するwww.marinetraffic.comによると、1月12日にブラジルのヴィラ・ド・コンデ港を出港し、イランのバンダル・イマーム・ホメイニ港に向かって航行していたことがわかる。先週、フーシ派民兵指導者のアブドゥルマリク・アル・フーシ師は、米艦船が攻撃を避けるためにマーシャル諸島旗を掲げていると非難した。
フーシ派は11月に商業船を拿捕し、紅海の商業船や海軍船に対して数十機の無人機や弾道ミサイルを発射し、紅海をイスラエル関連船やイスラエル行きの船から遮断した。
このイエメンの民兵は、彼らの攻撃はイスラエルにガザへの禁輸措置を緩和させ、パレスチナ領土への人道援助を可能にするためだと主張している。
金曜日、米中央軍は、イエメンでフーシ派が発射に備えていた爆発物を積んだ12隻のドローン船と巡航ミサイルを破壊したと主張している。