

ワシントン: 米軍飛行士が日曜午後、ワシントンのイスラエル大使館の外で、ガザでの戦争に抗議して放火した。
この男性は、米国シークレットサービスの職員が消火した後、近隣の病院に搬送された、とDC消防救急隊がオンラインに掲載した。警察の広報担当者によると、男性は重体とのこと。空軍のスポークスマンは、この事件は現役の飛行士が関与していることを認めた。
ニューヨーク・タイムズ紙によると、軍服を着たこの男は、インターネットで生中継したビデオの中で、「私はもう大量虐殺に加担しない」と語った。
その後、透明な液体に身を浸し、「フリー・パレスチナ」と叫びながら放火した、とタイムズ紙は報じた。
地元警察とシークレットサービスがこの事件を捜査している。
イスラエル大使館は、ガザでの戦争に対する継続的な抗議の標的となっている。ガザでの戦争は、アメリカ国内での親パレスチナ、親イスラエルの抗議を引き起こした。抗議は、ガザを支配するパレスチナのイスラム主義組織ハマスが、国境を越えた攻撃で1200人のイスラエル人を殺害し、253人の人質を奪った10月7日以降に始まった。
それ以来、イスラエル軍は沿岸部の飛び地に対して軍事作戦を展開し、その大部分を廃墟と化し、パレスチナ保健当局によれば、3万人近くが死亡したという。
12月には、アトランタのイスラエル領事館の外で抗議者が放火した。
ロイター