


ガザ・パレスチナ自治区: パレスチナのハマスとイエメンのフーシ派反政府勢力の幹部が、イスラエルに対する行動の協調について話し合う珍しい会合を開いたと、パレスチナの派閥筋が金曜日にAFPに伝えた。
ハマスとフーシ派は、レバノンのヒズボラやイラクの民兵も含む、イスラエルと米国に敵対するイランの支援を受けた運動の集まりである「抵抗軸」に属している。
フーシ派は、10月7日にイスラエルとハマスの戦争が勃発して以来、数カ月にわたって紅海の船舶を攻撃しており、ガザのパレスチナ人と連帯するためにイスラエルとつながりのある船舶を狙っていると述べている。
ハマスとイスラム聖戦の情報筋によると、パレスチナの2つのイスラム主義グループとマルクス主義パレスチナ解放人民戦線の指導者は先週、フーシ派の代表と「重要な会議」を開いた。
各グループは、ガザでの戦争の 次の段階 に向けて、”抵抗行動を調整するメカニズム “について話し合った、と情報筋は述べている。
パレスチナのグループとフーシ派は、イスラエルによるガザ南部ラファへの地上攻撃の可能性についても話したと、情報筋は匿名を要求した。
国連によると、ガザにおけるハマスの最後の砦であるラファ周辺には約150万人が密集しており、そのほとんどが避難民としてエジプトとの国境に押し込められ、悲惨な生活環境に置かれている。
ベンヤミン・ネタニヤフ・イスラエル首相は金曜日、ラファでの軍事作戦計画を承認したと述べた。
ハマスとイスラム聖戦の情報筋によると、フーシ派は「パレスチナのレジスタンスを支援する」ために紅海の海運への攻撃を継続することを確認した。
アブドル・マリク・アル・フーシ師は木曜日、彼らの攻撃は、南アフリカの喜望峰を通過して紅海を回避する船舶を標的に拡大すると述べた。
ハマスが10月7日に行った前代未聞の攻撃により、AFP通信が集計したイスラエルの公式発表によると、イスラエル国内で約1,160人が死亡した。
パレスチナの武装勢力はまた、約250人のイスラエル人や外国人の人質を拘束したが、そのうちの数十人は11月の1週間の停戦中に解放された。イスラエルは、死亡したと推定される32人を含む約130人の捕虜がガザに残っていると考えている。
イスラエルによるハマスへの報復作戦によって、ガザでは少なくとも31,490人が死亡している。
AFP