
カイロ:エジプトはイスラエルに対し、陸路によるガザへの援助アクセスを可能にするプロセスに対する制限や障害を取り除くよう求めた。
外務省報道官のアフメド・アブ・ゼイド氏は、海上回廊を経由した第一援助船の到着に関するエジプトの立場についての問い合わせに応じ、カイロはガザ地区の人的被害を軽減することを目的としたすべての努力を評価し、歓迎すると述べた。
同省は、船の到着を促進したすべての関係者に感謝の意を表した。
アブ・ゼイド氏は、エジプトは緊急援助がガザ地区に届くよう努力を惜しまない、と述べ、イスラエルに対し、陸路アクセスの制限を撤廃するよう求めた。
今月初め、エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣は、国連のシグリッド・カーグ上級人道復興調整官(ガザ担当)を迎えた。
シュクリー氏は、決議2720の規定の完全な履行を保証し、イスラエルに国際法を遵守するよう圧力をかける国連安全保障理事会の人的・法的責任を強調した。
これには、ガザ地区とその内部に通じる利用可能なすべてのルートの利用を促進し、援助を必要としている人々に援助が届くよう、最も直接的なルートを利用することが含まれる。