
エルサレム:数十人のイスラエル人が水曜日、国連パレスチナ難民救済機関(UNRWA)のエルサレム事務所の前で抗議し、イスラエルが一部の職員をハマスと共謀していると非難した後、その解体を求めた。
「UNRWAはテロリズムを許してきた。UNRWAは平和のための組織ではありません。何世代にもわたってパレスチナ人にユダヤ人を憎むことを教えてきた。今こそ解体すべき時だ」と、アメリカ系イスラエル人の抗議活動家アリソン・エプスタイン氏は叫んだ。
イスラエルに併合された東エルサレムで、彼女と共に他の抗議者たちはこう叫んだ: 「UNRWAはハマスだ!ハマスこそUNRWAだ!」
1949年に設立されたUNRWAは、パレスチナ自治区、ヨルダン、レバノン、シリアで約3万人を雇用している。
イスラエルが、UNRWAのガザの職員1万3000人のうち12人を、10月7日のハマスによるイスラエル南部への攻撃に関与したとして非難して以来、同機関は激しい批判にさらされている。
複数の政府が同機関への拠出を停止したが、その後いくつかの政府が拠出を再開している。
国連は内部調査と独立調査の両方を開始したが、イスラエルは職員に対する主張を裏付ける証拠を提供していないと述べた。
ワシントンは、アントニー・ブリンケン国務長官が「全住民」が「深刻なレベルの深刻な食糧難」に苦しんでいると述べたガザで、UNRWAは援助物資を配給する上で「絶対に不可欠な役割」を担っていると述べた。
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のフィリップ・ラザリーニ事務局長は、イスラエルが要求に書類上の誤りがあったと述べた後、ガザへの入国を妨げられていると訴えている。
EUのジョゼップ・ボレル外交政策委員長は、イスラエルにラザリーニ氏の入国を認めるよう求めている。
「彼らは、ガザで苦しんでいる市民を救済するために不可欠な役割を果たしている」と、ボレル氏はソーシャルメディア上のメッセージで述べた。また、イスラエルに対し、他の人道活動家たちにビザを与えるよう求めた。
AFP