
国連、アメリカ: アントニオ・グテーレス国連事務総長は火曜日、イスラエルによるガザ空爆で7人の援助職員が死亡したことについて、「不謹慎極まりない」とし、イスラエルとハマス間の即時停戦の必要性を強調した。
スペイン系アメリカ人の有名シェフ、ホセ・アンドレス氏が設立・運営する食糧援助団体「ワールド・セントラル・キッチン」のスタッフ7人が、包囲されたパレスチナ自治区で月曜日に犠牲となった。
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は火曜日、自国の軍隊がWCKの車列を「意図せず」標的にしたことを認めた。死者の中には、オーストラリア人、イギリス人、パレスチナ人、ポーランド人、アメリカ系カナダ人の従業員が含まれている。
グテーレス国連事務総長は、国連総会での演説で「この紛争で殺害された援助要員の数は196人に上る。理不尽であるが、戦争が起こっている以上、避けられない事態である」と述べた。
さらに「今回の悲劇は、人道的な即時停戦、すべての人質の無条件解放、そして安保理が決議で要求したガザへの人道援助の拡大が、緊急に必要であることを改めて示している」と続けた。
先週、国連安全保障理事会は、イスラエルの最も親密な同盟国であるアメリカの棄権により、停戦を求める決議を可決した。この措置はネタニヤフ首相の怒りを買った。
「決議案は遅滞なく実施されなければならない」と同事務総長は述べた。
これに先立ち、国連のステファン・デュジャリック報道官は、今回の空爆は「国際人道法の軽視と人道支援者の保護の軽視」を浮き彫りにしたと述べた。
AFP