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イラン、「緊張の拡大」は望んでいないと米国に通告

イランのホセイン・アミール=アブドラヒアン外相は、イランは「この地域の緊張拡大を望んでいない」と「米国に明確に伝えようとしてきた」と述べた。(AFP=時事)
イランのホセイン・アミール=アブドラヒアン外相は、イランは「この地域の緊張拡大を望んでいない」と「米国に明確に伝えようとしてきた」と述べた。(AFP=時事)
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18 Apr 2024 11:04:00 GMT9
18 Apr 2024 11:04:00 GMT9
  • テヘランは週末に無人機とミサイルを発射し、イスラエルに史上初の直接攻撃を行った。
  • トップ特使:イランはイスラエル攻撃の「前後」にワシントンと意思疎通を図った

テヘラン:イランの外交官トップは木曜日、イランはイスラエルへの前例のない攻撃の後、エスカレーションを求めていないことを米国に伝えたと述べた。

イスラム共和国は、週末に無人機とミサイルを発射し、イスラエルに史上初の直接攻撃を行った。この攻撃は、4月1日にダマスカスにあるテヘランの領事館を空爆したことへの報復であり、イスラエルの陸軍総司令官はこれに応じると宣言している。イランは公館襲撃についてイスラエルを非難した。

国連安全保障理事会に出席するためニューヨークを訪れているホセイン・アミール=アブドラヒアン外相は、イランは「地域の緊張拡大を望んでいない」と「米国に明確に伝えようとしている」と、同省が投稿したビデオで述べた。

イランとアメリカは1980年以来国交がないが、中立のスイスはイランにおけるワシントンの利益を代表している。アメリカもイランも、スイスの仲介役としての役割に言及している。

アミール=アブドラヒアン氏によれば、イランはイスラエルへの攻撃を開始する「前と後」にワシントンと連絡を取ったという。

イランは米国に対し、イラン・イスラム共和国による「(イスラエル)政権への対応は最終的なものである」という決定を伝え、この問題は終結したという。

イスラエルに対するイランの報復攻撃は、少女に重傷を負わせたが、被害はほとんどなかった。ダマスカスでの攻撃に続き、イランのイスラム革命防衛隊のメンバー7人(将官2人を含む)が死亡した。

「作戦の前に、我々はアメリカ側に、この地域におけるアメリカの基地や利益を標的にすることはないと明確に伝えた」とアミール=アブドラヒアン氏は語った。

イスラム共和国はこの攻撃を成功と祝ったが、イブラヒム・ライシ大統領はイスラエルによる更なる「侵略」に対して「激しく厳しい対応」を警告した。

アミール=アブドラヒアン氏はニューヨークを訪問中、アントニオ・グテーレス国連事務総長や他国の担当者と会談することになっている。

イスラエルの最大の同盟国であるアメリカは、イスラエルへの攻撃を受けて、イランのミサイルと無人機プログラムに対して近く新たな制裁を課すと述べ、同盟国が並行して対策を講じることを期待していると述べた。

米国と他の同盟国は、イスラエルがイランの攻撃を阻止するのを支援した。

時事通信

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