

ドーハ:カタール外務省報道官は木曜日、ハマスがイスラエルとのガザ停戦と人質・捕虜の交換を提案していることについて、回答を示していないと述べた。
仲介者は、「パレスチナ・イスラム抵抗運動(ハマス)から最新の提案に関する返答をまだ受け取っていない」と、カタールの国営通信に語った。
ハマス側は「提案を検討中であることを示唆した」とし、調停作業は継続中であると説明した。
カタールは米国、エジプトとともに、ガザ停戦の詳細をめぐって数カ月にわたって交渉を行ってきた。
しかし、11月から7日間の一時停止で100人以上の人質が解放された以外は、戦闘が中断することはなかった。
ジョー・バイデン米大統領は先週、イスラエルが新たな3段階のロードマップを提示したと述べた。
木曜日、エジプトはハマスからイスラエルとの取引の可能性について心強いシグナルを受け取ったと、国営アルカヘラニュースが高官筋の話を引用して伝えた。
このコメントは、ハマスの代表、カタールのムハンマド・ビン・アブドゥルラフマン・アル・ターニ首相、エジプトのアッバス・カメル情報局長がドーハで会談を始めた翌日に発表された。
しかし、ベイルートを拠点とするハマスの高官オサマ・ハムダン氏は木曜日、アメリカ大統領が述べた枠組みの中身に疑問を投げかけた。
「バイデン氏が演説で言っただけのことだ」
「これまでのところ、アメリカ側はバイデン氏が演説で述べたことを約束するような文書や書面を何も提示していない」
また木曜日には、エジプトのサーミフ・シュクリー外相が、バイデン政権の中東担当最高顧問であるブレット・マクガーク氏とカイロで会談した。
AFP