
ベイルート: レバノン南部の国境沿いで誤算が生じれば、ヒズボラとイスラエル軍との紛争が拡大する恐れがあると、レバノンの国連当局者2人が土曜日に警告した。
国連レバノン特別調整官のジェニン・ヘニス=プラスシャール氏と、国連レバノン平和維持軍代表のアロルド・ラザロ氏は、レバノン国境沿いでの最近のエスカレーションについて「深く懸念している」と述べた。
イランの支援を受けたヒズボラは先週、ガザ紛争と並行して、イスラエル軍と交戦を続けてきた8カ月間で最大規模のロケット弾と無人機を発射した。
「誤算が突然、紛争を拡大させる危険性は非常に高い」と両政府高官は土曜日の文書で述べた。
米国とフランスは、レバノン南部国境沿いの敵対行為の交渉による解決に取り組んでいる。ヒズボラは、イスラエルによるガザへの軍事攻撃が停止しない限り、攻撃を止めないとしている。
ロイター