
ワシントン:米政府高官は22日、イスラエルを訪問中のヨアヴ・ガラント国防大臣に対し、米国はイスラエル向け重火器輸送を一時停止し、この問題を検討中であると伝えた。
この高官は、ホワイトハウスのジェイク・サリバン国家安全保障補佐官とガラント防衛相の会談について記者団に説明し、両政府は重爆弾の単独輸送について話し合いを続けていると述べた。
ガラント氏は、ハマスに対するガザ戦争の次の段階、レバノンとの国境で激化しているヒズボラとの敵対行為、イランの核開発計画に対する米国とイスラエルの共通の懸念について話し合うための訪問を終えた。
また、ベンヤミン・ネタニヤフ首相がワシントンは武器を提供していないと主張したことで、米国政府関係者は、イスラエル指導者の発言に失望と困惑を表明している。ガラント氏は米国と緊密な同盟国イスラエルとの間の緊張を冷まそうとしている。
ロイター