米国、イラン核「エスカレーション」でガソリンタンカーを制裁対象に

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28 Jun 2024 01:06:54 GMT9

ワシントン：米国は木曜日、イランの石油を輸送する海運会社に対する制裁を発表し、イスラム共和国の大統領選挙を前に、テヘランの核「エスカレーション」に対応するものだと述べた。

アントニー・ブリンケン国務長官は声明の中で、「この1ヶ月の間に、イランは、信頼できる平和的目的を持たない方法で、核開発プログラムをさらに拡大する措置を発表した」と述べた。

そして、「イランに核兵器を絶対に持たせないという約束は変わらない。そのために国力のあらゆる要素を行使する用意がある」と述べた。

国務省は、イラン産原油を輸送したとされる海運会社3社と関連船舶11隻に対する制裁を発表した。
この制裁は、米国内にあるこれら企業の資産を封鎖し、米国との取引を犯罪化するものである。

米国はすでに、ドナルド・トランプ前大統領が核合意から離脱した際に課した、他国によるイラン産原油の購入を一方的に禁止する措置をとっている。

ジョー・バイデン大統領の政権は当初、2015年の協定を復活させると述べていたが、テヘランとの徹底的な交渉、イラン国内での大規模な抗議行動、そして最近ではイランによるパレスチナ過激派ハマスへの支援をめぐる緊張の結果、断念した。

国連の核監視団は今月初め、イランが核濃縮施設にさらなるカスケードを設置していると核監視団に報告し、イランが核能力をさらに拡大していると発表した。

イランの聖職者率いる政府は核兵器開発を否定している。イランは金曜日、保守派のイブラヒム・ライシ氏がヘリコプター墜落事故で死亡した後、大統領選挙を実施する。

AFP

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