
ニューヨーク:ロシアの国連大使は月曜日、イスラエルとヒズボラの全面戦争はまだ避けられるとの希望を表明した。しかし、そのためには、双方が “潜在的に危険な展開の結果について理解を示す 必要がある。と付け加えた。
ヴァシリー・ネベンジア氏はアラブニュースに語った: 「イスラエル指導部からはレバノンについて好戦的なレトリックが聞かれ、ヒズボラからはレバノン侵攻のいかなる試みにも抵抗する用意があるとの返答がある。これはしばらく続いており、深刻な懸念材料となっている」
「ガザに端を発したこの危機は、これが最初ではなく、次の波及要因のひとつとなるだろう。実際、この危機は数十年前に始まった。イエメンや紅海、そして今はレバノンだ」
「私は心から、この戦争が防がれることを願っている」
ネベンジア氏は記者会見で、7月の安全保障理事会の輪番議長国に就任するモスクワのアジェンダを示した。
レバノンを討議する次の定例理事会は7月24日に開催される。このような会議では、2006年にイスラエルとヒズボラとの戦争を解決する目的で採択された決議1701の完全実施について、長年にわたって議論されてきた。
ネベンジア氏は、イスラエルがレバノンから完全に撤退したかどうかを判断するために国連が2000年6月に設定した境界線であるブルーライン沿いの現状を議論するために、それ以前に理事会が緊急会合を開かざるを得なくなることはないだろうと期待を表明した。
タリバンとの最近の協議はどうだったのか、特にモスクワはアフガニスタンにおける女性の権利向上を政権に迫ったのか、と質問されたネベンジア氏は、アフガニスタン・グループはこの問題について自分たちの考えを持っており、進展がないことを嘆いた。
「タリバンと彼らの女性・女児政策が直面している現実です」
「多くのイスラム諸国が彼らにコミュニケートを試みていますが、彼らは聞く耳を持ちません」