
バグダッド: イラクは月曜日、2003年の米軍侵攻後に略奪され密輸された後、米国や他の国々から返還されたとする数点の古代遺物を展示した。
イラク当局は、文明の発祥地と見なす歴史家もいるこの国で、略奪が蔓延した侵略以来、行方不明になっている数千の考古学的遺物を取り戻そうとしている。
フアード・フセイン外務大臣は、バグダッドで行われた式典で、最近回収された遺物をアフメッド・アル・バドラーニ文化観光・考古大臣に手渡した。
バドラーニ氏によると、外務省本部に展示されている遺物のほとんどは、4月にムハンマド・シア・アル・スダニ首相がワシントンを訪問した後、米国から返還されたものだという。
バドラーニ氏は、他の遺物も他の国から返還されたと述べたが、詳細は明らかにしなかった。
フセイン氏は、今月中にスイスと日本からさらに多くの「希少な考古学コレクション」が返還されるだろうと述べた。
ロイター