
ロンドン:国連パレスチナ難民救済事業局は金曜日、現在10ヶ月目に入るイスラエルの攻撃により、ガザ地区が「子どもたちの世代全体を失う」危機に瀕していると警告した。
同団体によると、イスラエルとハマスの戦争が続いているため、今年は60万人以上の子どもたちが学校に通えなくなっているという。
UNRWAは、10月7日のハマスによるイスラエル南部への攻撃とそれに続くイスラエルの報復以来、子どもたちが受けられなかった教育を回復するのは極めて困難であると付け加えた。
また、ガザにある学校の3分の2が破壊され、残りは数十万人の避難民のためのシェルターに変えられたと指摘した。
ハマスが運営するパレスチナ保健省の統計によれば、イスラエルによる爆撃や病気、飢餓、栄養失調によって、イスラエルの侵略が始まって以来、約16,000人の子どもたちが死亡したという。
今週初めにランセット医学誌に掲載された3人の専門家による書簡によれば、紛争で死亡した可能性のある子どもの数はもっと多い可能性があり、数千人の子どもたちが破壊された建物の瓦礫の下に閉じ込められていると考えられている。