
ニコシア:トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は土曜日、トルコ軍の侵攻から50年を迎える北キプロスを訪れ、分断された島の将来について国連主導の交渉を続けることには意味がないと述べた。
「我々は、キプロスでは連邦解決は不可能だと考えている。数年前にスイスで中断した交渉を続けようというのは、誰にとっても何の得にもならない」と、自称北キプロス・トルコ共和国(TRNC)で語った。
国連が支援する数十年にわたる協議は、島の再統一に失敗してきた。スイスのクラン=モンタナで行われた最後の和平交渉は、2017年に決裂した。
国際的に承認された島南部のトルコ系キプロス人は2004年、国連が支援する統一案を住民投票で圧倒的に否決した。
「トルコ・キプロス側はギリシャ・キプロス側と対等な立場でテーブルに着くべきである。交渉し、恒久的な平和と解決策を達成する用意がある」とエルドアン大統領は語った。
AFP