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• 革命から10年が経ち、景気が低迷する中、10代の抗議者たちが治安部隊と衝突した

ジッダ：チュニジア全土の都市で3夜にわたって暴動が起こり、1,000人以上が逮捕され、軍隊が派遣された。

内務省は夜間に行われた抗議活動は正当なものではないと述べた。これを受けて抗議者らは月曜日、「私たちは昼間に抗議をしに来ました」と唱え、チュニスの中心部に集まった。

国防省のモハメド・ジクリ報道官は、軍がチュニジア北部のビゼルト、東部のスース、中部のカスリーヌとシリアナにそれぞれ増援部隊を派遣したと発表した。

内務省によると、日曜日だけで632人が逮捕された。逮捕された人たちは主に「治安部隊の移動を阻止するため、タイヤやゴミ箱を燃やした15歳から20歳までのグループ」だという。

逮捕された人びとの中には、警察に石を投げ、治安部隊と衝突した者もいたと、同省のカレド・ハユニ報道官は述べた。

「これは法律や憲法で保障されている抗議活動とは全く関係がないものです」と、同氏は述べた。「抗議活動は通常、白昼に堂々と行われるものです…犯罪行為は伴いません」

この抗議行動は、革命から10周年を迎える日の直後に起こった。革命は民主主義をもたらしたものの、ほとんどのチュニジア人に物質的利益をもたらさなかった。そのため、チュニジアでは慢性的な失業と乏しい国のサービスに対する人々の怒りが高まっている。

今回の騒乱は、チュニジアが新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めをかけるために全国的な封鎖を実施した時に始まった。その日は、ちょうど独裁者ザイン・アル・アビディン・ベン・アリ大統領の失脚から10周年を迎える日と同じだった。

多くのチュニジア人は、貧弱な公共サービスと、2011年の革命から10年間一貫して統治の失敗を繰り返し示してきた政治階級に、ますます憤りを感じている。昨年、国内総生産 (GDP) は9%減少し、消費者物価は急騰し、若者の3分の1が失業している。2015年の一連のテロ攻撃を受けすでに衰退状態にあった主要な観光セクターは、パンデミックによって壊滅的な打撃を受けている。

チュニス中心部にあり、政府機関や植民地時代の建物が隣接する並木道のブルギバ通りは、2011年に最大の抗議行動が行われた場所だ。この場所で、抗議者たちは月曜日、最近逮捕された人たちの釈放を求めていると言った。

「政府は、体制に抗議するすべての人を泥棒と呼びます…私たちは仕事が欲しいと訴えるため、昼間に顔をさらして抗議をしに来ました。夜ではありません…私たちは尊厳を求めています」と、学校を無職で卒業したソニアさんは語った。

彼女を含むデモ隊は、「恐れるな！通りは国民のものだ！」と叫んだ。

抗議者たちはまた、2010年後半に路上の果物売りが焼身自殺を行い、革命の引き金となった内陸都市シディ・ブ・サイドの近くのマンゼル・ブゼーアーヌに集まった。

健康危機と経済的苦境のため、多くのチュニジア人が国外に出ようとしている。

チュニスのウェイター、アブデルモネムさんは「ここには未来が見えない」と話す。

彼は、今回の暴力は失敗した政治家のせいだと非難し、暴徒は「退屈な若者たち」だと言った。アブデルモネムさんは、船で地中海を横断して欧州に行きたいと語る。「一刻も早くそうしたいです、そして、この惨めな場所には二度と戻りません」