



ラマッラー:パレスチナ自治政府の公式通信社WAFAが土曜日未明に伝えたところによると、ガザの難民を保護する学校と住宅に対するイスラエルの攻撃により、少なくとも13人のパレスチナ人が死亡、15人が負傷した。
WAFAによると、死者のうち少なくとも8人は、ガザ北部のジャバリアにあるハリマ・アル・サディヤ学校の難民用テントにいた。
イスラエル軍は声明で、「ガザ地区北部の『ハリマ・アル・サディヤ』学校として使用されていた施設内に埋め込まれた、ハマスの指揮統制センター内で活動していたテロリストを正確に攻撃した」と述べた。
別の事件では、ガザ中心部のヌセイラット・キャンプの住宅ビルをイスラエルが空爆し、パレスチナ人5人が死亡した。
数十年来のイスラエル・パレスチナ紛争における最新の流血事件は、昨年10月7日、ハマス率いる武装勢力がイスラエルに突入し、イスラエルの集計によれば、1200人を殺害し、約250人の人質を取ったことに端を発する。
イスラエルはその後、ハマスが統治する飛び地を攻撃し、地元の保健省によれば40,800人以上のパレスチナ人を殺害し、人口230万人のほぼ全住民を避難させ、飢餓の危機を引き起こし、イスラエルが否定している世界法廷でのジェノサイドの申し立てにつながっている。
国連によると、ガザ地区全域で少なくとも190万人が国内避難民となっており、その中には10回以上根こそぎ避難した人もいる。
ロイター