ドバイ:イランのマスード・ペゼシュキアン大統領が、ロシアで開催されるBRICSサミットに出席する予定であると、国営メディアがモスクワのイラン大使の発言として伝えた。両国間の軍事協力に関する欧米諸国との緊張が高まる中でのことである。
イラン国営メディアによると、ロシア駐在のイラン大使カゼム・ジャラーリ氏は、ペゼシュキアン氏が10月22日から24日にかけてロシアのカザンで開催予定のBRICS新興主要国グループサミットに出席することを日曜日に認めた。
ジャラーリ氏によると、ペゼシュキアン氏はそこでロシアのウラジーミル・プーチン大統領と会談する予定である。
イランとロシアは二国間包括協力協定に署名する予定である。
米国務長官のアントニー・ブリンケン氏は火曜日、ロシアがイランから弾道ミサイルを受け取り、数週間のうちにウクライナでそれを使用する可能性が高いと述べた。モスクワとテヘランの協力関係は、欧州の安全保障を脅かすと彼は述べた。
米国、ドイツ、英国、フランスは火曜日、イランの国営航空会社イラン・エアに対する措置を含む、イランに対する新たな制裁を発動した。
イランのアッバス・アラクチ外相は水曜日、テヘランはロシアに弾道ミサイルを一切提供していないと述べ、米国と欧州3カ国がイランに対して課した制裁は解決策ではないと語った。
ロイター