
エルサレム:イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は日曜日、イエメンのフーシ派がイスラエル中部へのミサイル攻撃を主張したことを受け、報復を行うと警告した。
「今朝、フーシ派はイエメンからイスラエル領内に地対地ミサイルを発射した。我々を傷つけようとする試みには、常に大きな代償が伴うことを彼らは知るべきだ」と、同首相は閣議冒頭で述べた。
「この件について改めて警告が必要な者は、ホデイダ港を訪問するがよい」と付け加えた。同氏は、テルアビブで民間人が死亡した無人機攻撃をフーシ派が主張したことを受け、イスラエルの戦闘機が7月にイエメンの紅海に面した都市ホデイダを空爆したことを指している。
フーシ派は、10月7日にハマスがイスラエル南部を攻撃したことで引き起こされた紛争に巻き込まれた、中東におけるイラン支援グループのひとつである。
イスラエルの北部では、レバノンのヒズボラがイスラエル軍と国境を越えた砲撃を定期的に交わしており、全面戦争に発展する恐れがある。
イスラエル軍によると、日曜日の朝、レバノンからイスラエル北部のアッパー・ガリラヤ地方と併合されたゴラン高原に向けて、約40発の砲弾が発射された。
イスラエルとレバノンの国境の両側で、数万人の人々が避難を余儀なくされているが、日曜日、ネタニヤフ首相は、現在の状況は持続不可能であると述べた。
「現状は続かない。我々は、住民を安全に自宅に戻すために必要なことは何でもするつもりだ」
「我々は、我々を滅ぼそうとするイランの悪の枢軸に対する、複数の分野にわたるキャンペーンの真っ只中にいるのだ」と彼は述べた。
同首相は、北部の住民や当局者と話したことを説明し、「私は苦悩を聞き、叫び声を聞いた」
「現状は続かない。そのためには、北部国境における勢力バランスを変える必要がある」と述べた。
AFP