ガザ地区、パレスチナ自治区:ガザ地区の民間防衛隊の救助隊員は、木曜日にイスラエル軍が学校を避難所として使用していた場所を空爆し、少なくとも15人が死亡したと発表した。イスラエル軍は、ハマスの司令センターを標的にしたと発表している。
ハマスによる10月7日のイスラエルへの攻撃に端を発したこの戦争により、包囲されたガザ地区の240万人の大多数が少なくとも一度は避難を余儀なくされ、その多くが学校の建物に避難している。
民間防衛機関の報道官マフムード・バサル氏は、「ガザ北部のジャバリア難民キャンプにあるアル・ファルージャ学校に対するイスラエルの爆撃により、子供や女性を含む15人が殉教し、数十人が負傷し、そのうちの何人かは重傷を負った」と述べた。
バサル氏は以前、死者は7人だと発表していた。
イスラエル軍は、アル・ファルージャ学校にあるハマス武装勢力の指揮統制センターとされる場所で活動していたハマス武装勢力を標的とした「正確な攻撃」を実施したと発表した。
AFPは直ちに攻撃目標を確かめることができず、軍の声明には死傷者に関する情報は記載されていなかった。
木曜日の攻撃は、戦闘がほぼ1年続いているガザ地区で避難民が暮らす学校施設に対するイスラエルの空爆の一連の最新のものとなった。
9月11日にガザ地区中心部にある国連運営のアル・ジャウニ学校が攻撃された際には、パレスチナ難民を支援する国連機関であるUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)が、18人の死者の中に職員6人が含まれていると発表し、国際的な非難を招いた。
イスラエル軍は、数千人のガザ人が避難している学校の建物にハマスが身を潜めていると非難しているが、パレスチナの武装グループはこれを否定している。
ハマスが実効支配するガザ地区の保健省は木曜日、イスラエルとパレスチナ武装勢力との戦闘による死者は12か月目に入った現在、少なくとも41,534人に達したと発表した。
同省によると、この数字には過去24時間で39人が死亡したことも含まれている。また、ハマス武装勢力が10月7日にイスラエルを攻撃して以来、ガザ地区では96,092人が負傷しているという。
AFP