イスタンブール:水曜日、トルコ東部を中規模の強い地震が襲い、広範囲にわたってパニックが起こったと当局が伝えた。現時点では、深刻な負傷者や被害の報告はない。
政府運営の災害・緊急事態管理庁(AFAD)によると、マグニチュード5.9の地震は、マルティヤ県のカレ(Kale)を午前10時46分(グリニッジ標準時午前7時46分)に襲った。 ハバトゥルク(HaberTurk)テレビは、ディヤルバクル(Diyarbakir)、エラズィー(Elazig)、エルズルジャン(Erzincan)、トゥンジェリ(Tunceli)などの近隣都市でも揺れを感じたと伝えた。
「今のところ、問題の報告は受けていない」とマラティア市長のサミ・エル氏は国営アナドル通信に語った。また、当局はまだ遠隔地の被害状況を調査中であると付け加えた。
ハベトゥルクによると、この地域全体で人々はパニックに陥り、家やオフィスから飛び出した。多くの人々が屋外や公園で待機し、家に戻ることをためらっている。エラズィグでは学校が休校となった。
マラティアは、昨年トルコとシリア北部を襲った大地震で大きな被害を受けた11の州のうちの1つである。トルコでは53,000人以上が死亡した。
AP