Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter

トルコ外相、国際社会にシリア支援を呼びかけ

カタールで開催されたドーハ・フォーラムの傍らで記者会見するトルコのハカン・フィダン外相。(ANJ)
カタールで開催されたドーハ・フォーラムの傍らで記者会見するトルコのハカン・フィダン外相。(ANJ)
Short Url:
09 Dec 2024 02:12:56 GMT9
09 Dec 2024 02:12:56 GMT9

アラブニュース・ジャパン

ドーハ:トルコのハカン・フィダン外相は、国際社会はシリア国民を支援し、同国の領土保全を守らなければならないと述べた。

フィダン外相は日曜日にドーハで記者会見を開き、危機的状況にあるシリアを国際社会が支援する方法を模索した。

「何かが起こることは分かっていた。我々はシリアの問題を熟知しているからだ。体制は徐々に崩壊しつつあった。この13年間、あの国は混乱の中にあったのだ」

フィダン外相は、シリアの問題を解決し、平和への道を切り開く機会は過去に失われたと述べた。今は、シリアの人々と彼らのニーズに焦点を当て、人口の半分が避難した後に基本的なサービスを提供しなければならない、と彼は言った。

「今、希望はある。しかし、国民だけではこれを達成することはできない。この国に安定をもたらし、避難民が故郷に戻れるようにすることが重要だ」と彼は付け加えた。

「新政権は、包括性の原則に基づいて設立されなければならない。野党グループは復讐心を抱かず今すぐ団結し、制度が適切に機能するよう保たれるべきである。」

また、トルコはシリア国内の様々なグループと連絡を取り合っているとしながらも、ダーイシュやPKKといった反政府グループがこの状況を利用することは許されるべきではないと警告した。

また、ロシアとイランの “建設的なアプローチ “に感謝したが、彼の焦点はシリア国民が直面する闘争に向けられた。

「長期的なシリアの安定のために、我々は困難な問題を熟知している。良好かつ円滑な移行期間を確保し、国民への基本的なニーズ提供を始めるために、我々は懸命に働かなければならない」

特に人気
オススメ

return to top

<