
ロンドン:カタールとトルコは火曜日、電力供給不足によるシリアのエネルギー危機に対処するため、2隻の発電船をシリアに派遣した。
国営通信社SANAは、シリアの送配電公団ディレクターであるハレッド・アブ・ディ氏が、この浮体式発電所は1日合計800メガワットの発電が可能であり、シリアの発電量を約50%増加させると述べたと報じた。
シリアのエネルギー・インフラは、12月のアサド政権崩壊に至る10年以上にわたる内戦で大きなダメージを受けた。この悪化は深刻な電力不足を招き、多くの地域では1日に2~3時間しか電力が供給されなかった。
アブ・ディ氏は、船で発電した電力を送るための送電線を確保するための努力が進められていると述べた。また、国家送電網を再び稼働させるため、彼のチームは破損した数十の変換プラントと接続ラインの修復にも取り組んでいると付け加えた。