Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter
  • Home
  • 日本
  • 日本人男性が新型コロナ給付金詐欺をめぐり、インドネシアで逮捕

日本人男性が新型コロナ給付金詐欺をめぐり、インドネシアで逮捕

2022年6月8日、入国管理局での記者会見に先立ち、インドネシアの当局の職員に護送される、逮捕された日本人の谷口光弘容疑者(C)。(資料写真/AFP通信)
2022年6月8日、入国管理局での記者会見に先立ち、インドネシアの当局の職員に護送される、逮捕された日本人の谷口光弘容疑者(C)。(資料写真/AFP通信)
Short Url:
08 Jun 2022 08:06:50 GMT9
08 Jun 2022 08:06:50 GMT9

ジャカルタ:インドネシアのスマトラ島の南端の当局は、困窮する小規模事業者向けの新型コロナ給付金の巨額受給に関して、日本で詐欺容疑で告発されていた逃亡中の日本人を逮捕したと、警察が8日に発表した。

谷口光弘容疑者(47歳)は、7日深夜、中央ランプン県のカリレジョ村で、地元警察の支援により、入国管理官によって逮捕されたと、国家警察のデディ・プラセティオ広報官が語った。

谷口容疑者は新型コロナの給付金詐欺で日本の警察から指名手配されており、2020年10月に日本を出国してインドネシアに向かったと、プラセティオ広報官は述べた。

谷口容疑者と知人グループは、伝えられているところによると、新型コロナの持続化給付金およそ1700件の虚偽申請書を提出したとされている。警視庁は、容疑者らがこれらの申請のうち、960件以上で、推定9億6000万円(730万ドル)の給付金を受け取ったとみている。

同広報官は谷口氏の事件に関してレッド・ノーティスは発行されなかったが、インドネシア警察は、インドネシア国内に入国して以降、容疑者の居場所を特定するため、入国管理局と連携することによって、先を見越した措置を講じてきたと語った。

「日本当局が容疑者の旅券を取り消したことを受けて、彼のインドネシア滞在は違法になった」と、プラセティオ氏は述べ、谷口容疑者は入国管理局の監督執行部に引き渡され、当局は強制送還手続きのために日本の外務省職員と調整を行っていると付け加えた。

日本の毎日新聞によると、警視庁は5月30日に谷口容疑者の元妻とその息子2人を詐欺容疑で逮捕し、谷口氏を国際手配したという。3人には、2020年6月から8月にかけて、政府から新型コロナの給付金300万円(2万2500ドル)を騙し取った疑いが持たれていると、同紙は報じた。

この計画は、2020年8月、給付金を支給する事務局が警視庁に相談したことで発覚した。谷口容疑者はその2ヵ月後に日本から逃亡したとみられると、日本の朝日新聞は報じた。

AP

特に人気
オススメ

return to top