
エルサレム:イスラエル司法省は、土曜日に承認されたガザ停戦と人質解放の第一段階の一部として、737人の囚人と拘留者が解放されると発表した。
同省はウェブサイト上の声明で、現在刑務所に拘留されている737人の囚人と被拘禁者の「解放を政府は承認する」と述べた。
ベンヤミン・ネタニヤフ首相の事務所によれば、イスラエルの内閣は土曜日未明に停戦協定を承認することを議決し、停戦が今週末に発効するかどうか不透明だった数日を終わらせたという。
同省は、現地時間の日曜日午後4時(1400GMT)までに解放されることはないだろうとしている。
同省は以前、ガザでイスラエルの捕虜と引き換えに解放される95人のパレスチナ人捕虜(大半が女性)のリストを公表していた。
拡大されたリストの中には、パレスチナのマフムード・アッバース大統領のファタハ党の武装組織の幹部、ザカリア・ズベイディ氏も含まれていた。
ズベイディ氏は2021年に他の5人のパレスチナ人と共にイスラエルのギルボア刑務所から脱獄し、数日間にわたる捜索を引き起こした。
また、イスラエルが何度か逮捕・投獄したパレスチナの左派議員、ハリダ・ジャール氏も解放される予定だ。
ジャール氏は、イスラエル、米国、欧州連合から「テロ組織」に指定されているパレスチナ解放人民戦線の有力メンバーである。
1967年以来イスラエルに占領されているパレスチナ自治区のヨルダン川西岸地区で12月下旬に拘束された60歳は、それ以来罪状なしで拘束されている。
ハマスに近い2人の情報筋がAFPに語ったところによると、解放される最初の人質グループは3人のイスラエル人女性兵士だという。
しかし、パレスチナのイスラム主義運動は、兵役を終えた軍人年齢のイスラエル人を兵士とみなしているため、この言及は、戦争の引き金となった攻撃で拉致された民間人にも当てはまる可能性がある。
AFPが入手した人質33人のリストにある最初の3人の名前は、ハマス攻撃当日に兵役についていなかった30歳未満の女性である。
法務省のノガ・カッツ報道官は、最初のスワップで解放される囚人の最終的な数は、ハマスが解放する人質の数によって決まると述べている。
AFP