
ダマスカス: シリアの新大統領に任命されたアフメド・アル・シャラア氏は木曜日、自由で公正な選挙が実施できるようになるまで、多様なコミュニティーを代表する包括的な暫定政府を樹立し、制度を構築し、国を運営すると述べた。
シャラア氏は、昨年の電光石火の攻勢でシリアのアサド前大統領を追放した武装勢力によって水曜日に暫定政権の大統領に任命されて以来、初めての演説で国民に語りかけた。
攻勢を主導した武装グループ、ハヤト・タハリール・アル・シャームはその後、暫定政府を樹立し、13年にわたる内戦の後、国の安定化に熱心な欧米やアラブの上級外交団を続々と迎え入れている。
シャラア氏は演説の中で、水曜日にシリア議会が解散された後、新しい選挙が行われるまでの間、議会の空白を埋めるために小さな立法機関を設立すると述べた。
また、数日中に、シリア国民が将来の政治プログラムについて話し合う場となる国民対話会議の開催を準備する委員会の結成を発表すると述べた。
その後に「憲法宣言」が行われることになるが、これはシリアの新憲法起草プロセスについて言及したものである。
シャラア氏は以前、新憲法の草案作成と選挙実施のプロセスには最長4年かかるかもしれないと述べている。
ロイター