
ガザ市:ハマスが統治するガザの保健省は、停戦合意の一環として重要なゲートウェイが再開された土曜日、30人の小児がん患者を含む50人のパレスチナ人患者がラファ検問所を通ってエジプトに向かったと発表した。
エジプトの国営チャンネルAl-Qahera Newsは、自己免疫疾患の子供を含む50人の避難者と53人の同行者が治療を受けるために国境を越えてエジプトに向かう最初の映像を流した。
「医療ファイルから、50人がエジプトによって承認された。この数が増えることを期待しています」とガザ病院長のムハンマド・ザクート氏は語った。
「現在、移送可能な症例は6,000件、治療が切実に必要な症例は12,000件を超えている」
土曜日にラファ検問所経由で移送されたのは、小児がん患者30人、負傷した男性19人、負傷した女性1人とその同伴者であった。
ラファ検問所は5月にイスラエルがパレスチナ側を占領して以来閉鎖されていた。
同検問所はパレスチナ自治区への主要な入口であり、援助の重要な窓口であった。
欧州連合(EU)の外交政策責任者であるカジャ・カラス氏は金曜日、27カ国で構成されるEUが「パレスチナとイスラエルの要請によりラファ検問所に監視団を派遣した」と述べた。
「パレスチナの国境要員を支援し、医療を必要とする人々を含むガザからの個人の移送を可能にする」と彼女はXに書いた。
ゲートウェイの再開は、イスラエルとハマスが、1月19日に発効したガザ停戦の下で4回目の人質・囚人交換を実施したことによる。
ハマス側は土曜日、イスラエルの刑務所に収容されていた180人以上のパレスチナ人囚人と引き換えに、ガザから3人のイスラエル人人質を解放した。
AFP