
キエフ:ウクライナのヴォロディミール・ゼレンスキー大統領は日曜日、ドナルド・トランプ大統領とウラジーミル・プーチン大統領の会談を前に、「大規模な人道支援プログラム」に関する会談を行うため、アラブ首長国連邦に到着したと述べた。
ゼレンスキー大統領は、アラブ首長国連邦で飛行機を降り、政府関係者と会談する様子を収めたビデオを投稿した。
「ファーストレディとともにアラブ首長国連邦を公式訪問する」と、ゼレンスキー氏はTelegramで述べた。
「優先事項は、捕虜となっている自国民をさらに多く帰国させることだ。また、投資と経済的パートナーシップもだ。大規模な人道支援プログラムも」と、同氏は付け加えた。
同氏は今週、今後数日のうちに同国(およびトルコ、サウジアラビア)を訪問する予定であると述べた。
しかし、金曜日には、現地でロシアまたは米国の当局者と会う予定はないと述べた。
モスクワとワシントンは両国の首脳会談の準備を進めているが、欧州とキエフは、両国が自分たち抜きでウクライナでの3年にわたる戦争の終結を図ろうとしているのではないかと懸念している。
アラブ首長国連邦(UAE)は、戦争中ずっと、捕虜交換やウクライナ人の子供たちのロシアからの帰還を支援するなど、ロシアとウクライナの間の重要な仲介役を担ってきた。
AFP