
アンマン:アブドゥラー2世国王は月曜日、パレスチナ問題に関するヨルダンの立場を再確認し、あらゆる形態の移住、再定住、あるいは代替の故郷の設立を拒否したと、ヨルダン通信が報じた。
退役軍人の日を記念して軍の退役者と会合を開いた際、王宮で演説した国王は、息子のフセイン皇太子を伴い、長年の立場を改めて表明した。
「私は25年間、移住も再定住も代替の祖国も認めないと言い続けてきた」と国王は述べた。
地域的な課題が続いているにもかかわらず、国王は楽観的な見方を崩さず、その信念の拠り所としてヨルダン国民、ヨルダン軍・アラブ軍、治安機関、退役軍人の支援を挙げた。また、退役軍人たちを称賛し、彼らが国家のために引き続き奉仕する用意があることを認めた。
アブドゥラー国王は、最近ワシントンを訪問した際のことを振り返り、ドナルド・トランプ米大統領との会談で、ヨルダンが安定を維持し、国益を守るという決意を強調したことを強調した。
また、ガザ地区の住民を移転させることなく再建することの重要性を強調し、ヨルダン川西岸地区の緊張緩和に向けた取り組みを呼びかけた。
ヨルダンの公正かつ永続的な平和への献身を再確認し、国王は、この地域における安定への唯一の実行可能な道は、2国家共存の解決策であると強調した。
退役軍人を代表して発言したイスマイル・アル・ショバキ中将は、アブドゥラー国王のヨルダン国益への献身とリーダーシップ、そしてアラブの同盟国、特にパレスチナ人への支援を称賛した。