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イエメン中部の都市マアリブ周辺で行われた激しい戦闘でフーシ派100人が死亡

イエメン中部マアリブの北西に位置するアル・ジャダーンで、サウジアラビアの支援を受けるイエメン政府を支持する部隊とフーシ派の戦闘員が衝突し、煙が上がっている。(AFP通信/資料)
イエメン中部マアリブの北西に位置するアル・ジャダーンで、サウジアラビアの支援を受けるイエメン政府を支持する部隊とフーシ派の戦闘員が衝突し、煙が上がっている。(AFP通信/資料)
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10 Oct 2021 05:10:09 GMT9
10 Oct 2021 05:10:09 GMT9
  • 米国特使が協議のために中東を訪問する中、親政府系部隊がフーシ派の攻撃を撃退
  • 米国特使が和平交渉再開に向けてシャトル外交を再開

アル・ムッカラー:イエメン中部の都市マアリブ周辺の紛争地域で政府軍とフーシ派による衝突が発生し、8日の夕方以降、少なくとも100人のフーシ派が死亡した。軍当局者が9日に発表した。

イエメン軍指導部の当局者、ラシャド・アル・メクラフィ氏はアラブニュースの取材に対し、イランの支援を受けるフーシ派は、マアリブ奪取の試みの一環としてマアリブの西に位置するアル・カサラの政府支配地域への砲撃と地上からの攻撃を強化しており、今回の衝突はそうした状況の中で発生したと語った。

アル・メクラフィ氏によると、少なくとも100人のフーシ派戦闘員の遺体がアル・カサラの山や荒野に放置されており、政府の防衛線を突破できなかったフーシ派は攻撃の中止を余儀なくされたという。

「アル・カサラでの(フーシ派の)攻撃は、8日の午後8時近くに始まり、9日の午後まで続いた。フーシ派はさまざまな種類の武器を使用し、戦闘員による波状攻撃が行われた」 

アル・メクラフィ氏はまた、アラブ連合軍の戦闘機が、マアリブに増援を送ろうとするフーシ派の試みを阻止する上で重要な役割を果たし、フーシ派の軍事拠点や部隊が集結する地点を標的にした攻撃を行ったと述べた。

アル・メクラフィ氏は、9日の午後までに政府軍は多くの司令官を含む数十人のフーシ派を殺害してフーシ派の攻撃を撃退し、マアリブ県で限定的な戦果を上げたと述べた。

ジャバル・ムラド、ジュバ、アル・アベディアなど、マアリブの南と西でも戦闘が発生した。

軍当局者は、包囲されたアル・アベディア地区の住民が、政府軍の安全な退避路を確保する代わりに、フーシ派による支配を認めることに合意したというフーシ派メディアの報道を否定した。

「住民はフーシ派を信用していない。フーシ派はアル・アベディア地区を掌握するために何度も攻撃を仕掛けてきた」とアル・メクラフィ氏は述べた。

フーシ派による包囲は3週目に入っており、フーシ派は政府軍や親政府系部隊に降伏を迫ろうとしている。

フーシ派は3万5000人以上の住人に対する人道支援物資の輸送を禁止し、住民による地区への出入りを遮断している。

地元の団体や関係者は、フーシ派がこのまま包囲を続ければ、同地区で飢餓が発生すると警告している。

米国国務省は、ティム・レンダーキング米国イエメン特使が、イエメン戦争終結に向けた和平交渉を再開させ、攻撃を止める方法を議論するために、8日にこの地域で新たなシャトル外交を開始したタイミングでマアリブでの戦闘が起きたと述べた。

8日にヨルダンに降り立ったレンダーキング特使は、UAE、サウジアラビア、オマーンを歴訪している。レンダーキング特使はこれらの国の政府関係者に加え、イエメンの政府関係者や市民社会の代表者と会談している。

米国国務省は、「マアリブで続くフーシ派による攻勢は、人道的危機を悪化させ、民間人を殺害し、紛争の平和的解決が緊急に必要であるという国際的なコンセンサスに反している。レンダーキング特使は、国際パートナーとの会合の中で、フーシ派による攻勢がもたらした結果ついて発言する予定だ」と述べた。

フーシ派がマアリブ市を奪取するための攻勢を2月に再開して以来、何千人ものイエメン人が犠牲になっている。

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