
カイロ: イエメンのモアマル・アルエリヤーニ情報大臣は19日、ベイルートで行われるレバノンのヒズボラ議長ハッサン・ナスララ師の葬儀に参列すると述べた、イエメンのイラン系フーシ派の指導者グループの逮捕を求めた。
ヒズボラ書記長を30年以上務めたナスララ師は、イスラエルがレバノン南部への攻撃を強化した9月27日に殺害された。彼の葬儀は2月23日に予定されている。
エリヤニ氏はXへの投稿で、レバノン政府がフーシ派の指導者を逮捕し、対抗する国際的に承認された政府に引き渡すよう要求した。
フーシ派の幹部の名前は挙げていない。
レバノン政府もフーシ派指導者も、すぐにコメントは得られなかった。
フーシ派は葬儀に参加する代表団を公式には発表しなかったが、フーシ派が運営するアルマシラTVはイエメンからの代表団が参加すると報じた。「我々は、このタイミングでのテロリスト指導者たちの動きは、単なる葬儀への参加ではなく、イラン枢軸の指導者たちを集め、彼らが受けた打撃の後の状況を評価するための隠れ蓑として使われていることを確認する」と付け加えた。
イエメンの大臣は、ヒズボラやフーシ派を含むイランが支援するグループに対するイスラエルの最近の攻撃に言及していた。
両グループは、パレスチナ人への支持を示すために、ガザでの戦争中にイスラエルに対して並行して攻撃を開始した。
また、イエメン北部を支配するフーシ派は、2023年11月以降、イエメン沖の船舶に対して100回以上の攻撃を行い、世界の海運を混乱させ、航路変更や損失をもたらした。
パレスチナの過激派組織ハマスが2023年10月にイスラエルを攻撃し、イスラエルの集計によると、イスラエル南部で約1,200人が死亡した。
イスラエルによるガザへの報復攻撃により、パレスチナ保健当局によれば、48,000人以上のパレスチナ人が死亡し、ガザの大部分が破壊され、数十万人が避難した。
ロイター