
カイロ: ハマス側は土曜日、パレスチナ武装勢力の代表団がカイロで仲介者と会談した際、脆弱なガザ停戦の第2段階交渉開始について「前向きな」兆候が見られると述べた。
一方、ベンヤミン・ネタニヤフ首相は、イスラエルは月曜日に停戦交渉のために代表団をドーハに派遣すると述べた。
ハマスのアブデル・ラティフ・アルカヌア報道官は声明の中で、「エジプトとカタールの調停者の努力は、停戦合意の履行を完了するために続いている」と述べた。
「第二段階の交渉開始に関して、指標はポジティブである」と、それ以上の詳細は示さずに付け加えた。
ネタニヤフ首相の事務所は声明で、イスラエルは米国が支援する調停者からの招待を受け入れ、「交渉を前進させるため、月曜日に代表団をドーハに派遣する」と述べた。
ガザ停戦の第一段階は、イスラエルの人質とパレスチナの囚人の交換を含む6週間の比較的平穏な期間を経て、3月1日に終了した。
イスラエルは第一段階を4月中旬まで延長したいとしているが、ハマス側は戦争の恒久的な終結につながるはずの第二段階への移行を主張している。
土曜日には、ハマスの高官代表団がエジプト政府高官と停戦の第二段階について会談した。停戦により、ガザでの15ヶ月以上にわたる戦闘はほぼ停止した。
声明の中でアルカヌア氏は、「イスラエルが合意を履行するよう調停者に義務づける必要性」について語り、次のように付け加えた: 「ハマスは、パレスチナの人々の要求を満たすために、第二段階の交渉を開始する用意があることを表明する」
第一段階では、ガザ武装勢力はイスラエルに拘束されている約1800人のパレスチナ人囚人の解放と引き換えに、25人の人質と8人の遺体を引き渡した。
戦争の引き金となったハマスによる2023年10月7日のイスラエル攻撃で捕虜となった251人のうち、イスラエル軍が死亡を確認した34人を含む58人がパレスチナ自治区に残っている。
AFP