
ベイルート:レバノン南部で日曜日にイスラエルが無人機による空爆を行い、1人が死亡したと保健省が発表した。イスラエルとヒズボラの停戦から3か月以上が経過した中での、最新の攻撃である。
この空爆により1人が負傷し、ビン・ジベイル地区のヤテル近郊で午前2時頃、四輪駆動車が標的となったと、国営のニュース機関が伝えた。
「イスラエルによるヤテルの車両への空爆により、市民1人が殉教し、もう1人が負傷した」と、保健省はNNAが伝えた声明で述べた。
これは、同省が前日、南部の国境沿いの町ブルジュ・アル・ムルクでイスラエル軍が車両を空爆し、1人が死亡したと発表した翌日のことである。
その空爆の後、イスラエル軍は「レバノン南部のカルファケラ地域でテロ活動に参加していたヒズボラのテロリストを攻撃した」と発表した。
そして火曜日、イスラエル軍はレバノン南部で攻撃を行い、ヒズボラの幹部戦闘員を殺害したと発表した。
レバノンは、レバノン国内のイラン支援のヒズボラグループとの戦闘中にイスラエルに連行されていた4人の被拘留者を解放し、今月始めに連行されていた5人目の被拘留者である兵士は木曜日に釈放された。
11月27日の停戦により、イスラエルが地上軍を投入した2ヶ月間の本格的な戦争を含む、ヒズボラとイスラエル間の1年以上にわたる戦闘はほぼ停止した。
合意発効後もイスラエルはレバノン領への定期的な空爆を継続している。
イスラエルは1月の期限を逃し、2月18日までにレバノンから撤退する予定であったが、「戦略上」重要とみなす5つの地点に軍を駐留させている。
停戦により、ヒズボラは国境から約30キロ(20マイル)離れたリタニ川の北側へ撤退し、南部に残る軍事インフラをすべて解体することが求められた。