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日銀、長期金利の許容幅上限超えを受け臨時の国債買い入れオペを実施へ
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22 Feb 2023 03:02:28 GMT9
22 Feb 2023 03:02:28 GMT9
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日本銀行は22日、ベンチマークである10年国債の利回りが許容幅上限を2日連続で超えたことを受け、臨時の国債買い入れオペを実施すると発表した。
投資家は、4月に植田和男氏が日銀新総裁に就任した後にイールドカーブ・コントロール（YCC）政策が廃止されることを予想して、日銀の超緩和的な金利スタンスに対する攻撃を再開している。
衆議院は24日に植田氏から所信を聴取する予定。
22日、10年国債利回りは0.505%に上昇して日銀の許容幅上限を超え、1月18日以来の最高水準となった。
日銀は、残存5年超10年以下の国債を3000億円（22億ドル）、同10年超25年以下の国債を1000億円買い入れると発表した。
三菱UFJ国際投信債券運用部ゼネラルマネジャーの小口正之氏は、少なくとも3月に次の金融政策決定会合が開かれるまでは、日銀は利回り上昇時に臨時オペを実施するとの見通しを示した。
「ただ、それが効果的かどうかは疑わしい」（小口氏）
特に外国人投資家は日銀の政策を活発に攻撃している。
日本証券業協会が発表したデータによると、海外勢による1月の国債の売り越し額は4兆円を超え過去最大となった。
日銀は先週、投機を抑止するために一部の10年国債銘柄に対する最低品貸料を引き上げると発表した。2月27日から適用する。
22日、5年国債利回りは0.245%に上昇して1月18日以来の最高水準となり、日銀が共通担保資金供給オペを発動してきた水準を超えた。
日銀は資金供給オペのルールを変更して、5年物の共通担保資金供給オペを先月以降3回実施した。
ロイター
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