
イスタンブール:アナドル通信社によると、イスタンブール市長が投獄されたことに抗議して購買の全面ボイコットを呼びかけた容疑で、トルコ当局は木曜日、少なくとも11人を拘束した。
検察当局は、容疑者たちが「憎悪と差別」を扇動したとして、この呼びかけについて捜査を開始したとアナドル通信は報じている。当局はさらに5人の容疑者を追及しているという。
主要野党であるCHP党の党首は、3月19日にイスタンブールで人気のあった市長エクレム・イマモグル氏が逮捕された後、政府にさらなる圧力をかけるために、水曜日に購入ボイコットを呼びかけた。
イマモグル氏はレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の主要な対立候補であり、同氏の拘束により、トルコでは10年以上も見られなかった大規模な抗議活動の波が引き起こされた。
抗議活動が始まって以来、数百人の学生や若者を含むおよそ2,000人が逮捕されている。
AFP通信の記者が伝えたところによると、イスタンブールや首都アンカラでは、一部のカフェやレストラン、バーがボイコットの呼びかけに従って水曜日に休業した。
CHPのオズギュル・オゼル党首はすでに、エルドアン政権と親密な関係にあるとされるトルコの企業や団体数十社に対するボイコットを呼びかけていた。
AFP