
アンマン:ヨルダンの食品製造会社が、日曜日にリヤドで開幕するサウジ食品製造2025展示会に参加すると、ヨルダン通信が報じた。
2度目の開催となるこのイベントでのヨルダン輸出業者協会の王国への参加は、同国の輸出拡大と、この地域で最も活気のある分野のひとつにおける新たな機会の開拓に向けた取り組みを強調するものである、とヨルダン・ニュース・エージェンシーは付け加えた。
3日間にわたって開催されるこのイベントには、550以上の国際ブランドが参加し、フランス、オランダ、英国、トルコ、インド、スイス、スペイン、パキスタン、エジプト、中国、イタリアなどの国々を代表するパビリオンが設置される。
ヨルダン輸出協会(JEA)の会長であるアフメド・フダリ氏は、ヨルダンがこの展示会に参加することは、輸出市場の多様化を図り、食品製造技術やイノベーションにおける世界的な進歩に遅れを取らないための幅広い取り組みの一環であると述べた。
「これは、ヨルダンの企業が自社製品を宣伝し、国際的なパートナーシップを構築し、新たなマーケティングの可能性を探るための重要な機会である」と、フダリ氏は土曜日に発表した声明で述べた。
「サウジアラビア市場は、両国間の強固な関係と地理的な近さのおかげで、ヨルダンの工業製品輸出にとって最も重要な市場のひとつである」と彼は付け加えた。
フダリ氏は、ヨルダンの産業が近年著しい進歩を遂げていることを強調し、製品の品質向上と競争力のある価格設定により、輸出先が世界150以上の市場に拡大したことを挙げた。
さらに、工業製品の輸出拡大は経済発展の推進、投資の誘致、雇用の創出、外貨準備高の増加において重要な役割を果たしていると付け加えた。
また、フード・エキスポへの国際的な出展者、ブランドオーナー、専門家、貿易業者の多数の参加が見込まれることを踏まえ、フード・エキスポを最大限に活用するようヨルダンの食品メーカーに呼びかけた。
JEAの参加は、ヨルダンおよびアンマン商工会議所、ならびに輸出会社との協力により支援されており、これは、戦略的な国際市場におけるヨルダンの存在感を強化し、同国の食品製造部門の世界的な影響力を拡大するための共同取り組みの一環である。