
ロンドン:レバノン首相は、ヨルダンの国家安全保障を脅かす陰謀に関与した容疑者数名が火曜日に逮捕されたことを受け、ヨルダンとの連帯を表明した。
ナワフ・サラム首相はハッサン首相との電話会談で、ヨルダンの安全と安定に対する脅威への取り組みにレバノンが全面的に協力することを約束した。
これに先立ち、ヨルダン情報総局は「混乱と破壊行為の計画」の容疑者16人を逮捕したとヨルダン通信が報じた。容疑者のうちアブドゥラー・ヒシャムとムアト・アル・ガネムの2人は、ムスリム同胞団の幹部と連携し、訓練を受けるためにレバノンを訪れたと見られている、と同通信は付け加えた。
レバノンの国営通信が報じたところによると、レバノン当局は、レバノンで訓練を受けた計画への関与が疑われる人物に関する情報を提供することで、ヨルダン側と協力する「十分な準備がある」と述べた。
「レバノンは、兄弟国や友好国の安全を脅かすような行動の拠点や発射台になることを拒否する」と首相は付け加えた。
レバノンのフアド・マフズーム議員は、ソーシャルメディア「X」に投稿したメッセージの中で、この事件はレバノンとアラブ諸国やその他の諸外国との関係に影響を及ぼすと述べ、容疑者の訓練をめぐる状況を明らかにするよう政府に求めた。
「ヨルダンの安定を損なおうとする悪意ある試みに対し、ヨルダンと連帯する」と付け加えた。
ヨルダンのアイマン・サファディ外相と電話会談したレバノンのナジーブ・ミカティ前首相も同様に、アンマンとの連帯を表明した。
パレスチナ自治政府は「テロ計画」を非難し、国家の安全を損なおうとする試みだと述べた。大統領府は、「ヨルダンを標的にし、弱体化させようとする試みは、パレスチナを標的にし、弱体化させるものだ」と述べた、とパレスチナ通信は報じた。