
ドーハ:カタールは、レバノン軍の給与支払いに6000万ドルの助成金を更新し、162台の軍用車両を提供する。両国は水曜日に、レバノン大統領ジョセフ・アウン氏が湾岸諸国を初めて公式訪問した後に発表した。
カタールの首長、タミム・ビン・ハマド・アル=タニ氏は「レバノン軍の人件費を支援するためのカタールからの6000万ドルの援助の継続を発表し、さらに162台の軍事車両を提供する」と述べた。
また、この措置はレバノン軍が「レバノン全土での安定維持と国境管理という国家の任務を果たす」ためのものだと付け加えた。
アウン大統領は、ベイルートで2年以上に及ぶ暫定政権の後、1月に選出され、イスラエルとヒズボラの間で起きた全面戦争後のレバノン最悪の経済危機からの脱出と再建の道筋を立てる任務を負っている。
レバノン大統領は火曜日に外務大臣のユーセフ・ラッジ氏と共にカタールに到着し、水曜日の午後にドーハを出発した。これは公式のカタール通信社が報じた。
湾岸諸国は2月、最近の紛争後のレバノン再建を支援すると表明し、既にレバノン軍に対し財政的・物資的な支援を提供していた。
「両側は、レバノン軍の国家的な役割、その支援の重要性、および決議1701の全ての条項の実施の必要性を強調した」と共同声明は付け加え、南部レバノンでの「緊張緩和」を促した。
国連安全保障理事会決議 1701 は、2006 年のイスラエルとヒズボラの戦争を終わらせ、1 年以上にわたるイスラエルとイランの支援を受けるヒズボラとの新たな敵対行為をほぼ終結させた 11 月の停戦の基礎となった。
この決議は、すべての非国家武装勢力の武装解除を求め、レバノン軍と国連平和維持軍だけがレバノン南部に駐留すべきだと述べている。
イスラエルは 1 月の期限を過ぎてもレバノンからの撤退を完了できなかったけど、戦略的に重要だと考える 5 ヶ所に軍隊を残してるんだ。
AFP