
ベイルート : レバノン保健省は、ヒズボラとイスラエル間の脆弱な停戦にもかかわらず、木曜日、レバノン南部でイスラエル軍の攻撃により2人が死亡したと発表した。
同省は声明で、「イスラエルの敵」ドローンがマイス・アル・ジャバルの町で車両を攻撃し、レバノン人1人が死亡、シリア人2人が負傷したと述べた。
同省は2つ目の声明で、もう一人が同町での別の攻撃で死亡したと述べた。
イスラエル軍は声明で、ヒズボラ武装勢力2人を2回の攻撃で殺害したと述べた。
イスラエルは11月27日の休戦協定にもかかわらず、レバノンで定期的な攻撃を続けている。ヒズボラとの1年以上にわたる敵対行為を止めようとしたもので、イスラエルによる大規模な空爆作戦と地上侵攻で頂点に達した。
休戦協定では、ヒズボラはイスラエルとの国境から約30キロ離れたレバノンのリタニ川以北に戦闘員を引き揚げ、南側に残っている軍事インフラを解体することになっていた。
イスラエルはレバノン南部から全軍を撤退させることになっていたが、「戦略的 」とみなす5つの陣地に部隊を駐留させている。
ジョセフ・アウン大統領は水曜日、スカイ・ニュース・アラビアに対し、レバノン軍は現在、南部の85%以上を支配していると語った。
レバノンの治安筋はAFPに、ヒズボラがリタニ川以南から撤退し、その地域の軍事インフラのほとんどを解体したことを確認した。
レバノン、イスラエル、米国、フランス、国連で構成される委員会が停戦の実施を監督する責任を負っている。
ベイルートは、国際社会がイスラエルに圧力をかけ、攻撃をやめさせ、軍隊を駐留させている5つの国境地帯から撤退することを望んでいる。
レバノンは、イスラエルは協定を遵守しておらず、自分たちの約束を尊重していると言っている。
AFP