
プラハ:ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は日曜日、ロシアが5月9日の戦勝記念日に合わせて3日間の停戦を守るとは「信じていない」と述べた。
ロシアのプーチン大統領は、ヨーロッパにおける第二次世界大戦の終戦記念日に3日間の停戦を命じた。
「これは最初ではないし、ロシアが停戦を約束したのもこれが初めてではない」とゼレンスキー氏はチェコのペトル・パーベル大統領との記者会見で述べた。
「我々は相手が誰であるか理解しており、彼らを信じてはいない」
「今日もここ数日も、彼らは部分的な停戦を望んでいると言っているが、例えば、今日の襲撃の数はここ数カ月で最高であることを知るべきだ」とゼレンスキー氏は言った。
軍事報告を引用して、ロシアは土曜日に200回以上の攻撃を行ったと述べた。
「だから、(ロシアに対する)信頼はない」とゼレンスキー氏は語った。
日曜日に発表された声明の中で、ゼレンスキー氏はパーベル大統領との会談を要約した。
ウクライナとチェコの間で、アメリカのF-16戦闘機のパイロット訓練学校についての話し合いが進められている。
ゼレンスキー氏はまた、月曜日に「チェコの防衛企業」との会合があり、詳細は後日発表されるとも述べた。
元NATO大将のパーベル氏は、「プーチンは決断ひとつで戦争を終わらせることができるが、今のところその意志を示していない」と述べた。
EUとNATOの加盟国であるチェコ共和国は、2022年2月にロシアの侵攻が始まって以来、ウクライナに多大な人道的・軍事的支援を行ってきた。
50万人以上の戦争難民を受け入れ、戦車、装甲車、ヘリコプターなどの装備をウクライナ軍に提供してきた。
プラハはまた、ウクライナに大砲弾薬を供給する欧州の活動の舵取りをしており、その資金は主にNATOの同盟国によって賄われている。「チェコの大砲イニシアチブは見事に機能している」とゼレンスキー氏は言う。
このイニシアチブは、EUがウクライナに100万発の砲弾を供給するという約束を果たせなかったことを一部補うためのものだ。
チェコのペトル・フィアラ首相と両議会の議長は、月曜日にプラハでゼレンスキー氏と会談すると述べた。
AFP