
リヤド:ドナルド・トランプ大統領は火曜日、シリアの 「平和のチャンス 」を与えるため、シリアの新政権との関係正常化と制裁解除に動くと述べた。
トランプ大統領は水曜日にサウジアラビアでシリアのアフマド・アル=シャラア大統領と会談することになっている。
「うまくいけば成功する新政権が誕生するだろう」とトランプ大統領はシリアについて語り、「シリアよ、幸運を祈る。何か特別なものを見せてくれ」と付け加えた。
リヤドで開催されたサウジアラビア・アメリカ投資フォーラムで彼は、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子やトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領との話し合いの後、和解に向けた努力が始まったと述べた。
トランプ大統領は発表後、スタンディングオベーションを受け、「皇太子のために 」と付け加えた。
ハヤト・タハリール・アル・シャーム(HTS)が率いる反政府武装勢力がダマスカスを襲撃し、54年にわたるアサド一族の支配に終止符を打った。
アメリカは、12月にアル・シャラア氏が政権を握って以来、アル・シャラア氏をどう扱うか思案してきた。湾岸諸国の指導者たちは、ダマスカスの新政権を支持し、トランプ大統領にもそれに続くことを望んでいる。
ジョー・バイデン大統領(当時)は、まだ正式にシリア新政権を承認していないトランプ大統領に判断を委ねた。アサド政権下でダマスカスに課された制裁措置もまだ残っている。
「大統領は明日サウジアラビアにいる間にシリア大統領に会うことで合意した」とホワイトハウスはトランプ氏の発言の前に述べた。
AP