
アディスアババ :アフリカ連合(AU)は土曜日、リビアでの恒久的停戦を呼びかけた。今月初めに首都で死者が出るほどの衝突が発生し、首相の辞任を求めるデモが発生したためだ。
国連によると、紛争で引き裂かれた北アフリカのこの国で起きた最新の戦闘は、トリポリを拠点とする政府と連携する武装グループと、同政府が解体を求めている派閥とが対立するもので、少なくとも8人が死亡した。
リビア国防省は今週、停戦に向けた努力は 「継続中 」であると述べた。
土曜日、AUの平和安全保障理事会は最近の暴力を非難し、「無条件かつ恒久的な停戦 」を求めた。
X日の声明で、理事会は「リビア主導の包括的な和解」を促し、「外部からの干渉がないことを訴える」と付け加えた。
リビアは、アブドゥルハミド・ドゥベイバ首相率いるトリポリの国連承認政府と、東部の対立政権に分裂している。
2011年のNATOの支援による反乱で長年の指導者ムアンマル・カダフィが倒され、殺害されて以来、リビアは深く分裂したままだ。
今回の衝突は、ドバイバ政権に肩入れするグループ(444旅団)が武装派閥のリーダーを殺害したことに端を発し、その後、トリポリ東部の一部と同市の空港を支配する第3のグループ、ラダア軍と戦った。
これは、ドバイバ氏がラアダの解体とトリポリを拠点とする他の武装グループの解散を求める一連の行政命令を発表したが、444旅団は除外された後のことだった。
AFP