
チュニス:チュニジアの穀物収穫量が今シーズン180万トンに増加すると、農業大臣のエズディン・ベン・シェイク氏が水曜日に発表した。これは昨年比64%以上の増加となり、連続した干ばつシーズンを経て、5年ぶりの好作シーズンとなる。
急増は主要農業地域での降雨量の改善が要因とされている。
「約180万トンという良い収穫量だ」とベン・シェイク氏は述べた。
昨年の穀物収穫量は約110万トンだった。
深刻な財政危機に直面する同国は、世界的な小麦価格の高騰と連続する干ばつで深刻な打撃を受けた。
予想される生産量の増加により、チュニジアは穀物の輸入を削減できる見込みだ。
過去10年間、チュニジアの年間穀物収穫量は平均約150万トンだったのに対し、年間消費量は約340万トンだった。
ロイター