
ガザ市:ガザの民間防衛当局は、火曜日、パレスチナ自治区中心部の配給所付近で援助を待っていた21人がイスラエル軍によって殺害されたと発表した。これは、援助を求める人々を標的とした最新の致命的な事件だ。
市民防衛のスポークスマン、マフムード・バサル氏は AFP に対し、火曜日の早朝、「イスラエル占領軍が、ガザ地区中央部で援助を待つ市民たちの集まりを銃弾と戦車砲弾で狙った結果、21 人が死亡、約 150 人が負傷した」と述べた。
AFP は、この事件についてイスラエル軍にコメントを求めた。
ガザ地区におけるイスラエルのメディア規制と一部の地域へのアクセスが困難なため、AFP は、パレスチナ領内の救助隊や当局が発表した死者数や詳細を独自に確認することはできない。
バサル氏は、夜明けにガザ市内の住宅を標的としたイスラエルの空爆により、5 人が死亡、数人が負傷したと付け加えた。
20 ヶ月以上にわたる戦争で、ガザ地区全域に飢饉が迫る中、食糧の配給を受けることを期待して、毎日何千人ものパレスチナ人が集まっている。
ハマスが支配するガザ地区保健省が土曜日に発表した数字によると、5 月下旬以降、援助を求めていた人々に対してイスラエル軍が発砲し、少なくとも 450 人が死亡、3,500 人が負傷した。
救助隊によると、その多くはガザ人道財団が運営する施設の近くで犠牲になった。
この民間財団のガザでの活動は、混乱した状況の中で行われている。国連機関や主要な援助団体は、この財団がイスラエルの軍事目的のために設立されたと懸念し、協力の拒否を表明している。
イスラエルがイランとの停戦合意を発表した後、イスラエルの野党党首は火曜日、ガザでの戦争の終結を求めた。
「そして今、ガザだ。そこでも戦争を終わらせる時が来た。人質を解放し、戦争を終わらせよう」とヤイール・ラピード氏は X に投稿した。
AFP